【内職さんの声】機械部品作成の内職


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燐市に大きな弱電関係の会社がありまして、その協力会社、子会社、孫会社で成り立っているような町に住んでいた頃の話です。

家を出られない状況で、外に働きに行くことも困難で、何か家で出来る在宅ワークを探していたところ、知り合いの方から「一緒にやらない?」と紹介されたのが、機械部品の一部を作るという内職でした。

ラジオペンチを使い、5種類くらいの部品を、ひとつの部品に完成させるという内容でした。

最初は一個作るのに30分ぐらい掛かりましたが、慣れると10分程度で作成できるようになりました。

それが毎日200個くらい来ます。

家事もしながら、子供もいながらなので、集中して取り組むことが出来ず夜遅くまで作業していました。

一個作成につき、単価は最初5円位でしたが、不景気もあって3円になり、辞める頃には2円くらいまで下がっていました。

月に2万くらい頂いていましたが、細かい指示が出るようになり、そのうちに「会社に研修に来てくれ」と家を空けられない私に言うようになりました。

インフルエンザで子供が入院したことで「休ませて下さい」と言いつつ退院した後、音信不通になり、辞めました。

話を聞くと、バブルの頃は、同じような内容の内職で、10万以上稼げた時期もあったそうです。


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