「内職は稼げない」とよく言われますが、実際のところどうなのでしょうか?
この記事では、内職の報酬のリアルな実態を詳しく解説し、少しでも単価を上げるための交渉術を紹介します。
1. 内職の報酬の実態とは?
1-1. 一般的な内職の単価一覧
内職の仕事は、基本的に「出来高制」で報酬が決まります。以下は、代表的な内職の単価の目安です。
| 内職の種類 | 単価の目安 |
|---|---|
| シール貼り | 1枚 0.2円~1円 |
| 封入・封緘作業 | 1件 0.5円~3円 |
| 縫製・手芸 | 1個 10円~50円 |
| データ入力 | 1件 0.5円~5円 |
| アクセサリー作り | 1個 5円~50円 |
| チラシ折り | 100枚 20円~50円 |
| ハンドメイド(委託販売) | 1個 50円~数千円(材料費除く) |
このように、単価自体がかなり低く、1時間作業しても数百円にしかならないことが多いのが現実です。
1-2. 内職の収入はどれくらい?
多くの人が「時給換算で最低賃金以下」と感じるのは事実です。
- シール貼り:1時間に300枚貼れたとしても、時給換算で60円~300円程度
- 封入作業:1時間に200件こなせたとしても、時給100円~600円程度
- データ入力:スキル次第では時給1000円以上も可能だが、一般的な単価は安い
全体的に時給換算すると300円~500円が相場となり、最低賃金(東京都で1113円 ※2024年時点)を大きく下回ることが多いです。
1-3. なぜ内職の単価はこんなに低いのか?
① 人件費削減のための業務委託
企業はコストを抑えるために、できるだけ安い価格で作業を外注したいと考えています。内職はその最たる例です。
② 競争が激しい
「家でできる仕事」を探している人は多く、企業側も低単価で依頼しても応募があるため、単価が上がりにくいのです。
③ 中間マージンが発生
業者や仲介会社を通して仕事を請け負うと、実際の報酬から手数料が引かれるため、内職者の取り分がさらに減ってしまいます。
④ スキル不要の仕事が多い
単純作業が多いため、特別なスキルがなくてもできる仕事がほとんど。そのため、単価が上がりにくいのです。
2. 内職の単価を上げるための交渉術
「単価が低い」と感じたら、ただ我慢するのではなく、単価アップのための交渉や工夫をしてみましょう!
2-1. 相場をリサーチして適正価格を知る
まず、同じ作業の相場をリサーチしましょう。例えば、以下の方法で情報を集められます。
✅ クラウドソーシングサイト(ランサーズ・クラウドワークスなど)で調査
✅ SNSや掲示板で他の人の報酬をチェック
✅ 知人や内職経験者に聞く
「他社では○○円でやっている」と具体的な金額を知っておくと、交渉しやすくなります。
2-2. 直接契約を狙う
中間業者を通さず、企業と直接契約することでマージンをカットし、報酬を増やすことができます。
✅ 地元の企業に直接問い合わせる
✅ 個人事業主・小規模事業者向けの仕事を探す
特に、地元の小さな会社や個人事業主は、クラウドソーシングを利用せず、直接依頼したい場合があります。
2-3. 実績を積んで交渉する
「継続して仕事を受けている」「品質が高い」と認められると、単価アップの可能性が高まります。
✅ ミスなく納品する
✅ 納期より早めに仕上げる
✅ 難しい作業にも挑戦する
企業にとって「手放したくない人材」になれば、交渉しやすくなります。
2-4. 単価交渉のポイント
報酬を上げてもらうためには、交渉の仕方も重要です。
交渉時のポイント:
✅ 実績をアピールする(例:「○○個以上納品しています」)
✅ 競合の相場を提示する(例:「他社では○○円で依頼されています」)
✅ 納期短縮や品質向上を約束する(例:「よりスピーディーに対応できます」)
企業もコスト削減が目的なので、いきなり「もっと報酬をください」ではなく、双方にメリットがある提案をすると受け入れられやすくなります。
2-5. 副業や他の仕事と組み合わせる
内職だけで生活費をまかなうのは難しいため、他の仕事と組み合わせて収入を増やすのも一つの手です。
✅ クラウドワーク(ライティング・データ入力など)
✅ ハンドメイド販売(メルカリ・minneなど)
✅ 簡単な在宅ワーク(チャットサポート・SNS運用など)
3. まとめ:内職で損をしないためにできること
✅ 内職の報酬は時給換算すると300円~500円程度が多い
✅ 単価が低い理由は「競争が激しい」「中間マージンがある」など
✅ 単価アップのためには、相場を知り、直接契約を狙い、実績を積むことが重要
✅ 他の仕事と組み合わせて、より効率よく収入を得る方法も検討する
「単価が低すぎる」と感じたら、ぜひ交渉術を試してみることをおすすめします。





